水虫の種類・症状

足の水虫(足白癬)

足の水虫には趾間型、小水疱型、角質増殖型などがあります。

趾間型しかんがた

足の指の間が初めは赤くなり、それから白くふやけて、皮がむけます。むずむずとかゆいことが多く、白くふやけた皮をむしるとただれて、液が出てグジュグジュします。

角質増殖型かくしつぞうしょくがた

足の裏、特にかかとの部分の角質が厚くなり、表面がザラザラになって皮がむけてきます。かゆみなどの自覚症状はありません。

小水疱型しょうすいほうがた

足の裏や縁に小水疱や膿泡ができ、強いかゆみを伴います。小水疱は通常2~3mm程度ですが、時により大きくなることもあります。

手・爪の水虫(爪白癬)

手にできる水虫や爪がぼろぼろになる爪の水虫もあります。

水虫は足だけにできるものではありません。
手や爪にできるものもあり手にできる水虫は手白癬、爪にできる水虫は爪白癬と呼ばれます。

こんなことがあったら水虫以外の病気かも?

  • ・患部が赤みをおびている
  • ・患部が腫れている
  • ・両手にできていて、とくに第3指間
  • ・季節にまったく関係なく症状が出る
  • ・薬局ですすめられた水虫薬を使っても症状がよくならない
  • ・手や足の左右対称に症状がある
  • ・親や家族に水虫がないのに子どもだけに似た症状がある
  • ・足のカカトに色素斑がある
  • ・足の甲だけに水疱ができている