原因不明の腰痛……
それって冷えのせいじゃない?(前編)
腰痛の原因は冷えだった!? その特徴とは?
四季を問わず長期にわたって続く腰痛の多くは、筋肉が緊張することで神経を圧迫したり、血液の流れが悪くなったりすることで生じています。
背骨が歪み神経が圧迫されると、痛みやしびれなどの違和感を生じるようになります。また、血流が悪くなると循環して体の各部を温めていた機能が低下し、乳酸などの疲労物質が押し流されずに筋肉に溜まって、だるさや痛みなどの不快な症状を引き起こします。
冬に向け日々気温が下がり、腰痛を発症する人が増えていきます。しかし、お風呂に入り体が温かくなると楽になる人もいることでしょう。このようなタイプは、冷えから起こる腰痛だと考えられます。
私たちの体の筋肉や血管は自律神経によってコントロールされています。通常、寒冷な環境などで体が冷えると、熱を体から逃がさないよう自律神経が筋肉や血管を収縮させることで体温を保ちます。
そうした体の仕組みが、冷えによる腰痛を発症させ、さらには悪化させてしまっている要因になっているようです。
>腰痛の原因は「冷え」?
この時期から気を付けたい4つの「冷え腰痛」対策(後編)