ポジティブな人は手足が温かい!? 知られざる冷え性とストレスの関係

手足の冷え、ストレスを減らせば改善できる?

季節にかかわらず体の一部が冷たくなってしまう冷え性。女性がかかりやすいこの症状に、日々悩まされている人も多いのではないでしょうか。

冷え性の根本的な原因は、血行不良です。私たちの体は、血液の流れを調節することで体温を一定に保っています。

そのため、血液がうまく循環しなくなると、血液の届かない部分が冷えてしまうのです。

冷え性といえば手足などの「末端」に出やすいものですが、手足は心臓から離れた場所にあるため、特に血液が届きにくくなっています。

みなさんは、自分の冷え性の原因はなんだと思いますか?
「体を温める食事をしていない」
「運動不足で筋肉が足りない」
「暖房のつけすぎで、体が体温を調整できなくなっている」
など、心当たりはさまざまでしょう。

しかし、それだけではありません。

なんと、ストレスが冷えを引き起こすという説があるのです。
なぜ、ストレスが冷え性=血行不良につながるのでしょうか。その理由は、血流をコントロールする自律神経の乱れにあります。

まず、自律神経には交感神経と副交感神経の2種類があります。日中や活動時には交感神経が活性化し、血管を収縮させて筋肉を硬くすることで、体に適度な緊張感をもたらします。

一方、夜や休息時には副交感神経が血管を拡張し、筋肉を緩めることで体をリラックス状態にしているのです。

あまり意識することはありませんが、この二つがバランスよくはたらくことで、私たちの体は日常生活のリズムを保っています。

しかし、ストレスが蓄積されると自律神経のバランスが乱れ、交感神経が過剰にはたらくようになってしまいます。これは「過緊張」と呼ばれる状態です。

過緊張になると血管が収縮するだけではなく、免疫機能を担う白血球が酸化し、血液がドロドロになってしまいます。その結果、血行が悪くなり、冷えやすい体内環境をつくりあげてしまうのです。

このように、積み重なったストレスは体の内部に影響を与え、冷え性の原因となります。
目まぐるしく忙しい現代社会。特に、働く女性は仕事と家庭の両立をしなければならないため、ストレスを感じる機会は多いものです。

逆に、ストレスを感じることなくポジティブに毎日を生きることができれば、冷え性を解消でき、手足を温かく保てるのかもしれません。

>「冷え」が引き起こす負のスパイラル

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