ポジティブな人は手足が温かい!?　知られざる冷え性とストレスの関係

血流の滞りを解消！血流ストレッチ

冷えを解消するためにオススメなのが、血行を良くするためのストレッチです。動脈のまわりにある筋肉を動かして伸ばすことで、血のめぐりを良くするのです。

ストレッチは、入浴後など体をあたため筋肉をほぐしてから行うと良いとされていますが、仕事中や起床後などではなかなか難しいことでしょう。

そんなときは、温熱効果のある商品を試してみましょう。

外側から血液や筋肉をあたためながらストレッチを行えば、より効率的に滞った血液の流れを良くすることができます。

それでは、すぐ実践できる簡単ストレッチをご紹介していきます。

素足の状態で足を伸ばして椅子に座り、足指に力を入れ、指と指のあいだを思いっきり開いて閉じるのを繰り返します。
余裕があればグー・チョキ・パーのかたちにしてみるとより血行が促進されます。

両足を伸ばした状態で床に座り、右足を曲げ、左足の上にのせます。
右手で右足首を固定するよう持ったら、左手で右足の指をにぎり、ゆっくり円を描くように右足首を回しましょう。

その際、足裏のツボを押しながらやってみてもいいかもしれません。反対側の足も同様にして完了です。

両脚を伸ばした状態で床に座り、右脚だけあぐらをかきます。
左手で左足の先を持ち、息を吐きながら上半身をゆっくりと前に倒します。

左脚の裏筋がしっかり伸びているのを感じたところで姿勢を保ちましょう。反対の脚も同様です。

上半身の体重が全部かからないよう、ゆっくり行うのがポイントです。

両足を肩幅の広さに開いて立ち、両手を腰のうしろにまわして右手で左手首をつかみます。
そして左手首をゆっくり右側へひっぱり、同時に首も右方向に倒します。

十分伸びたと感じたら、つかむ腕を交替にして同様にしましょう。

四つんばいの姿勢になり、指先を自分の体の方向に向けて、手のひらを床につけます。

その状態のまま、お尻を引いて正座するようにかかとの上にのせていきます。

こうすると、手のひらと腕の内側を伸ばすことができますが、急に引くと筋を痛めてしまうので、ゆっくりと行ってみてください。

以上のストレッチを行うだけで、体中の血のめぐりがよくなり、体がポカポカしてくるはずです。

また、体を動かすことは、血のめぐりを改善するだけではなく、気分をスッキリさせてくれます。デスクワークに疲れたら、少し立ち上がって体を動かしてみてください。机にかじりついているだけのときよりも、きっとポジティブな気持ちになれるはずです。

心も体もリフレッシュさせてくれるストレッチは、まさに一石二鳥。
毎日の生活に上手にストレッチを取り入れて、ストレスと冷えの悪循環から抜け出しましょう。