- もしなっちゃったら、どうやって治すの?
- いったん感染したら、自然に治ることはないのよ。あれ?おかしい、あやしいと思ったら、まず、できるだけ早く病院の皮膚科に行くなり、薬局・ドラッグストアで相談しましょう。症状に応じた様々な剤型もあるので、症状に応じた適切な治療を行いましょう。
- 水虫って皮ふのどこにいるの?
- 角質のなかに潜んでいます。水虫をおこす白癬菌は、好ケラチン性真菌といい、皮膚のなかの角質に含まれるたんぱく質を栄養源として発育する性質をもっています。そのため、皮膚の表面についた白癬菌は、角質のなかへ進行していきます。あまり深くもぐり込むとケラチンがなくなるため、いつも角質のなかだけで生きています。
- 治療にはどのくらいの期間が必要?
- 水虫の種類、感染部位、症状の状況などにより治療期間は異なります。ただ、治ったように見えても、菌は活動を休止しているだけ。症状がなくなったあとも1ヵ月間は根気よく治療を続けましょう。
- どうすれば予防できる?
- 足をよく洗って清潔に、乾燥させることが何よりの予防です。できるだけ足を開放してやりましょう。足にやさしい靴、吸湿性の良い靴下を選ぶことも大事です。
- 子供にもうつるの?
- もちろん、子どもも例外ではありません。家族が感染した場合は、十分に注意して感染機会を少なくしてあげましょう。ただし、子どもは新陳代謝が旺盛なことなどから、足白癬にはかかりにくいようです。
- 家族にうつさないためには?
- 水虫に感染したときは、家族や他人にうつさないようにすることがマナー。タオルや足拭きマット、スリッパなど他人と共有するものは避けましょう。また、入浴後のケアがもっとも大事なので、しっかり薬を薄く広く塗ってください。