水虫を治す
なぜ水虫を繰り返しているのか?
下記に当てはまる項目はありますか
水虫は適切な治療を行えば治る病気です。にもかかわらず途中で治療を止め、結局夏が来るたびに再発を繰り返している患者さんが多いのです。なぜ水虫を繰り返すのでしょう?
多くの患者さんが治療をし始めてから以下のことを感じます。
- かゆみが治まった
- 水疱が消えた
- じゅくじゅくしなくなった
- ズキズキした痛みがなくなった
- 塗っていても症状が良くなったと感じない
このように勝手に判断し途中で治療を止める人が多いのです。水虫で一番重要なことは「素人判断」をしないということです。
白癬菌は
すぐには死なないのです
水虫の種類、感染部位などにより治療期間は異なります。ただ、いったん治ったように見えても、菌は活動を休止しているだけ。足の皮膚は角質層が厚いため、皮膚の中に菌が潜んでいることが多いのです。菌は再び活動を開始する時期をねらっているので、症状がなくなったあとも1ヵ月間は根気よく治療を続けましょう。また医師の指導の下、皮膚が新陳代謝する期間にかけて治療を行うこともあります。勝手に自己判断で中断しないことが大事です。

根気よく治しましょう
皮膚の完治には一定の治療期間が必要です。しかも水虫は人にうつす危険性の高い皮膚病です。よって、家族に水虫の人が一人でもいるとほかの家族に白癬菌が感染している可能性が高いと言えます。
ここが水虫治療の一番難しい点であり、自分だけ治してもほかの家族に水虫の人がいれば、白癬菌は家からいなくなりません。
水虫を治し、再感染を防ぐには、必ず家族と一緒に治療を始める必要があります。
いずれにせよ水虫治療は根気よく治していきましょう。
